母が亡くなってから、悲しい気持ちも嬉しい気持ちも、溜めて置けない自分になりました。美味しい物を丸飲みするように月日が過ぎて行きます

 





悲しみが涙を砕き
地面にばらまいている日には
悲しみを透明の袋に吹きだして
口をゆわき
日向にポンと投げて
深く深く眠ってしまえば良い



夜中に
悲しみのお母さんがやってきて
ぷっくりと ころがる袋を
小さく甘いゼリービーンズに変えて
心の隅に
優しく埋めて行ってくれるよ





180802-


 
 『日本現代詩人会』 第6期入選 ホームページに掲載されています
                            作品「口上」篠ア美江子

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