先日、チャットではりねずみくんと話したとき、「サイクロン」なる部品が存在することを知った。(はりねずみくん、情報提供サンキュー)

「サイクロン」といっても、「ヨシムラサイクロン」くらいしか思いつかなかった私の頭っていったい・・・。

聞くところによると、吸気の整流装置の一種らしい。

ネットで検索をかけてみると、けっこう、四駆乗りの間ではやっているらしい。つまり、吸気の流れを整流する事によって充填効率を高め、出力を向上させるものらしい。

・・・けっこうマユツバものっぽい。しかもけっこうなお値段なので、(一万二千円超)とてもじゃないが、買う気も起こらない。

 ただ、構造は非常に簡単であるし、効果はマユツバにしても、試してみる価値はあるだろう、と自作を試みることにした。

上写真は、紙製のモックアップモデル。流体力学なんぞはチンプンカンプンなので、羽のピッチなんかは、適当に作ってある。

要するに、気流に渦を作りゃイインデショ。

 そんなこんなで、右写真が、モックアップの中で気に入ったヤツ。何となく、渦ができそうな感じでしょ。

 さて、じゃあ試作品を作ってみますか。

 材料は、ホームセンターで売ってるポリプロピレンシート(一枚550円)耐熱温度が120度くらいで、加工がしやすく折り曲げにも強い。こういう部品には向いてる材料だと思う。

ドローソフトで型紙を作る。インテークパイプの内径が約65mm前後だったので、円周率計算により、シートの寸法を割り出す。(この計算結果があとで、悲劇を生むことになるとは・・・)

 印刷した型紙を切り出し、シートに張り付けカットラインに沿って、カッターで切る。

 細かい切り出しがあるので、カッター刃はオルファの30度刃を使用すると比較的加工がしやすい。

 すべての、切り出しが終了したら、次は組立に移る。

 切り込みに羽を差し込んで、円周部の両端をハトメで固定する。(この写真に写っているハトメパンチにも、痛い目に合う事になる)

 こんな感じで差し込んで、さーてハトメで固定するか。

ソレッ!グニュっとな!ん?!!!!

・・・・あのーなんか、ハトメパンチがひん曲がってるんですけど・・・。

なんと、根性なしのハトメパンチ(398円)が握力に負けて歪んでしまった。(そんなオバカな私の握力は70kg)

一つも仕事しないうちに、昇天したこのパンチは「一発モノ」以下の道具である[半発早漏野郎」の称号を与えられ、ゴミ箱に直行となる</P>

 結局、KOKUYO製の丈夫なハトメパンチ(1800円)を購入して、この件は解決することとなったとさ。

 少々のトラブルがあったものの、無事(?)完成にこぎ着けた試作品が、右写真。

若干歪んで見えるのは、けして錯覚ではなく実際に歪んでいる。翼端の形状を間違えて、まっすぐに切ってしまったから、円周部内壁のカーブに沿っていないのである。
・・・まぁいいや、どうせ試作品だし。と言い聞かせ、早速装着してみることにする。

インテークをエアフロセンサーの後ろで外して、さてグイっとな。????グイグイっとな!???・・・・・・入りません・・。

うわーん、円周の計算適当にやりすぎたー!頭は入るんだけど、インテークパイプ内の段に引っかかって、奥に入っていかないー!

結局コイツも「挿入未遂野郎」としてゴミ箱に連行されていった・・・。

「同じ失敗を繰り返すヤツは、ヒトの姿をしたサルだ!いやサル以下だ!」という、死んだ親父の言葉が頭に渦巻きつつ、再チャレンジ!

前回の反省点を洗い出し、型紙も新たに作り直した。

 そうしてできたのが、左写真のモノ。

オレンジ色の、「ヒゲ」はインテーク内から引っぱり出す為に着けた取っ手。

 どうです。前述の写真と見比べると、完成度がアップしてるでしょ。

自分が「サル以下」でないことを噛みしめつつ、早速装着してみる。

 ほーら、インテーク内にスッポリ収まったでしょ。

よっしゃ!この記念すべき試作品に名前つけたろ!「サイクロン」のまがい物だから・・・

「小細工論」
「コザイクロン」

これでどうだ!(どうだ!ってアンタ・・・)

 さて、装着した効果はあるのか?
うーん、正直言って解りません。何となく高回転域までのフィーリングが良くなったような、ハイギア低回転域での立ち上がりが、スムーズになったような・・・。

右写真の、累々と転がるモックアップの山を見ていただければ解るように、適当に作ったわけではないので、「是非、効果があって欲しいモノだ」という、希望的思考が主観を歪めてるような気もするし・・・。

 

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