アルミホイールの選択は非常に難しい。機能性(重量、形状、サイズ、強度、製造方法、材質)や、ファッション性(形状、サイズ、色)の選択枝が様々だからである。

 アルミホイール購入にあたり、MR-Sという車の性格上「ライトウエイト」という方向性は主張したかったため、いわゆる「軽量レーシングホイール」系から選ぶことにした。

 純正サイズである15インチは、各ホイールメーカーがしのぎを削るコンペティションモデルの代表的サイズである。故に選択枝は非常に多い。機能性重視な為、デザインも「機能美」優先でどことなく似たり寄ったり的な印象も拭えない。装着率の高さは性能の裏付けでもあるとは思うが、ヒネクレモノの私としては個性もおおいに主調したいところである。

そこでだ!

軽量鍛造ホイールの雄、レイズエンジニアリングが、ひっそりと作っている

ボルクレーシング CE28N

を選択した。このホイールは、当初14インチのみのラインナップで、主として軽自動車を対象に作られていたものである。15インチは最近になって追加された。

では、なぜこのホイールは、コンペモデルとしてはマイナーなのか?理由はその形状にあると思われる。またそれがこのホイールを選択した最大の理由でもある。

 注目すべきはスポーク部分にある。軽量化の為、ハブぎりぎりまで削られたスポークの本数は8本。路面からタイヤを伝わって入力された応力は、スポークを通じてハブボルトに加わる。強度を確保するためには応力をホイール全体に均等に分散することが必要とされるので、スポークの数は多い方が、応力は分散されるし、ハブボルトの数に対して倍数であった方が応力は均等になる。

つまり、軽量化と強度の確保を高次元でバランスさせると、この形状のホイールは、4穴でしか成立しないのである。

 競技仕様のホイールはラインナップの豊富さが重要なので、5穴が作れないホイールは決してメジャーにはなれないが、リム形状などはTE37と同様の「本気仕様」である。故にこのホイールはMR-S専用のコンペモデルと位置付けたい。(と、勝手に思ってる)

・追記 (01.02.10)

 バネ下重量の軽減はバネ上の10倍に相当する効果があると言われている。CE28Nは重量約3.7kg前後であるから、ノーマルに比較して一輪あたり約1.5kgの重量減である
×4×10とすると、実に60kg相当の重量軽減効果があるという計算になる。

 しかし、実際に体感するとなると計算通りにはいかない。若干、加速減速のリスポンスが向上したカナ?程度の体感度であるから、各社がラインナップするホイールの数十gの重量差に踊らされるのは、私的にはあまり重要な問題ではないと思う。

性能はもちろん大事なんだけど、常に比べて乗るわけじゃなし。この手のホイールは、性能に裏付けられたデザインを重視すべきじゃないでしょか?

・追記2(01.02.13)

 レイズエンジニアリングに正確な重量の問い合わせをした。

F: 6.5JJ-15inch offset+45 = 3.7kg
R: 7.0JJ-15inch offset+43 = 3.9kg

SSRのtypeCとほとんど同じか、若干軽い程度(数十g)まぁ、でも前述したとおり、この程度の差は気にしない方が精神衛生上良い。お気楽にいきましょ。

・追記3(01.02.14)

 センターキャップとレーシングナット装着。
 センターキャップはハブに泥が入ると汚くなるから。レーシングナットはタイヤ交換の時に傷を付けたくなかったから着けました。

けっこう印象がガラッと変わるモンでしょ。

 ちなみに、レーシングナットを緩めるのに17mmのディープソケットが必要です。でも一般の工具売場で、1/2inchの17mmディープは売ってません。あたしゃ通販で買いました。あぁまた余計な出費が・・・。

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